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性病、鼠径リンパ肉芽腫の早期発見と治療法

性病には様々な病種がありますが、その中の一つとして鼠径リンパ肉芽腫という性病があります。
現在の日本では、感染者が減少しており、発症は極めて稀なケースとなっています。
鼠径リンパ肉芽腫は、主にクラミジアによる性疾患です。
一般的に知られている感染病のクラミジアとは異なります。
主に性行為によって感染し、太ももの付け根などのリンパ節にしこりが形成されます。
潜伏期間は約3日~2週間と言われています。

最初は小さく、柔らかいふくれのようなものが形成されますが、大きな問題になることはなく消えてしまうため、その段階では気づかない方が多いです。
その後、約1~2週間経過すると、リンパ節が腫れ、圧痛を伴い、皮膚に炎症を起こします。
また、発熱や倦怠感、頭痛、関節痛、食欲低下、嘔吐などの症状も出てきます。
女性の場合は、背中に痛みを感じる特徴があり、初期の病変として子宮頚部や膣上部に起こることがあります。

直腸や、肛門のリンパ節に感染することもあり、その場合は直腸炎をもたらします。
慢性的な炎症へと移行すると、リンパ管を塞いでしまい、浮腫、潰瘍、瘻孔などを発生させ、大陰唇や小陰唇に象皮病の症状があらわれるようになります。
ごく稀ですが、全身への拡大を伴う場合があります。

治療法ですが、ほとんどの患者は、テトラサイクリン系の抗生物質を服用し、約3~4週間程度の短期間での治療が可能です。
象皮病は、形成外科で治療されることが多いです。
これらの症状に心当たりがある方は、なるべく早期に発見できるように病院で検査をしてもらいましょう。
性病は自宅で検査できるキットもありますので、そちらで検査されるのも良いでしょう。
ただ検査キットは治療はできませんので、そのまま病院に行った方がスムーズに治療が行えます。